一般内科
どんな症状でも、
まずは一般内科で
安心の診療を。

発熱などいつもと違う体の不調、胸痛、頭痛、腹痛などの体の痛み、食欲不振、吐き気や下痢などの消化器症状、息苦しさや咳、痰絡みなどの呼吸器症状、血尿や排尿時の痛みなどの泌尿器・腎症状など、体の不調を全般的に診る診療科です。
体調不良の際は、まず内科受診をおすすめします。診察の結果、必要な治療を提案し、場合によってはそれぞれの専門科、専門病院に紹介するなど、適切な対応を行います。
こんな症状でお悩みではないですか?
- 熱っぽい
- のどが痛い
- 頭が痛い
- 体がだるい
- お腹が痛い
- めまいがする
- 吐き気がある
- 体調がすぐれない
当院で対応している
主な病気
風邪
風邪(風邪症候群)は、主に上気道に急性の炎症が起きることで現れる一連の症状を指します。また、ウイルスが消化管に感染することで、腹痛・嘔吐・下痢などの消化器症状を伴う場合は、「感冒性胃腸炎」あるいは「お腹の風邪」と呼ばれることもあります。風邪の原因はウイルス感染であり、体内へ侵入したウイルスが粘膜に炎症を引き起こすことで、くしゃみ・鼻水・鼻づまり・微熱・倦怠感・頭痛・食欲の低下など、複数の症状が徐々にあらわれるのが特徴です。
インフルエンザ
インフルエンザは、インフルエンザウイルスの感染によって引き起こされる感染症です。風邪と似た症状が現れますが、38℃を超える高熱をはじめ、より強い症状が出やすいのが特徴です。毎年11月頃から流行が始まり、1月をピークに春先には終息に向かう傾向があります。寒さと空気の乾燥によって免疫力が低下する冬は、特に感染しやすくなります。また、乾燥した環境ではウイルスが空気中に長くとどまりやすく、冬はウイルスが活動しやすい季節といえます。
生活習慣病
糖尿病や高血圧、脂質異常症(高脂血症)といった生活習慣病は、長年の生活習慣の積み重ねが発症の引き金となるケースが多く見られます。運動不足や偏った食事、喫煙、過度の飲酒、不規則な睡眠パターンなどが複合的に影響するのが特徴です。
血糖値や血圧、コレステロール値の上昇は、血管へのダメージを徐々に蓄積させ、将来的に脳梗塞や心筋梗塞のリスクを高めます。
そのため定期的な検査により現在の状態を把握し、薬物療法、食事療法、運動療法を組み合わせて、重篤な合併症を予防していく必要があります。
呼吸器疾患
呼吸器疾患は、肺や気管、気管支などの呼吸に関わる器官に生じる病気のことを指します。代表的なものには、気管支炎、肺炎、気管支喘息、慢性閉塞性肺疾患(COPD)などがあり、咳や痰、息苦しさ、胸の痛みといった症状がみられます。ウイルスや細菌などの感染により急性に発症するものもあれば、長期にわたり進行する慢性疾患もあります。早期の診断と適切な治療によって重症化を防ぐことができるため、症状が続く場合は早めの受診が大切です。
消化器疾患
消化器疾患は、食べ物の消化・吸収に関わる臓器(食道、胃、小腸、大腸、肝臓、胆のう、すい臓など)に起こるさまざまな病気を指します。代表的な疾患には、胃炎、胃潰瘍、逆流性食道炎、過敏性腸症候群、胆石症、肝機能障害などがあります。腹痛や吐き気、下痢、便秘、食欲不振、胸やけといった症状がみられ、症状が慢性的に続く場合には注意が必要です。生活習慣やストレスが影響することも多いため、早期の受診と適切な対応が健康維持につながります。
循環器疾患
循環器疾患は、心臓や血管など、全身に血液を送る循環器系に関わる病気の総称です。代表的なものには、高血圧、狭心症、心不全、不整脈、動脈硬化、心筋梗塞などがあり、動悸・息切れ・胸の痛み・むくみなどの症状が見られることがあります。一部の疾患は進行するまで自覚症状が出にくいため、早期発見が重要です。生活習慣の改善とあわせて、定期的な血圧測定や心電図検査などによる予防と管理が大切です。
アレルギー疾患
体の免疫システムが、本来無害な花粉やハウスダスト、特定の食品に対して過剰に反応してしまう状態がアレルギー疾患です。気管支喘息では呼吸困難や咳が続き、花粉症(アレルギー性鼻炎)では鼻水やくしゃみに悩まされます。
アトピー性皮膚炎の方は皮膚のかゆみや湿疹を繰り返し、食物アレルギーでは蕁麻疹や消化器症状が現れるのが特徴です。
抗アレルギー薬の内服、点鼻薬、吸入薬など、症状に応じた治療法を選択し、日常生活への影響を最小限に抑えることを目指します。
泌尿器疾患
泌尿器疾患とは、腎臓や尿管、膀胱、尿道などの排尿に関わる器官に生じる病気のことです。症状としては、排尿時の痛み、頻繁な尿意、尿が残る感じ、尿の濁りや血尿、夜間の排尿回数の増加などが見られることがあります。原因としては、膀胱炎や前立腺の異常、尿路感染症、尿路結石などがあり、放置すると症状が悪化する可能性があります。違和感が長引く場合は、早めに受診することで適切な検査や治療につなげることができます。
慢性疾患
慢性疾患は、長期にわたって症状が続く、または繰り返す病気のことを指します。代表的なものには、高血圧や糖尿病、脂質異常症、気管支喘息、慢性腎臓病などがあり、日常生活に支障が出るケースも少なくありません。また、片頭痛や慢性的な貧血など、継続的な管理が必要な体調不良も慢性疾患として扱われることがあります。初期は自覚症状が乏しい場合も多く、気づかないうちに進行することがあります。定期的な通院や検査を通じて、状態を適切に管理しながら、生活習慣の見直しを含めた継続的なケアが重要です。
当院で行っている検査内容

一般内科で行う検査には、血液検査や尿検査をはじめ、心電図検査や胸部X線検査、血圧・体温・血中酸素濃度の測定、さらに視診・触診・聴診・打診などの身体診察があり、それぞれ貧血や感染症、腎機能、心疾患、呼吸器症状、高血圧の診断や生活習慣病の経過観察に加え、患者さまの症状に応じた細かな評価や健康管理に幅広く活用され、病気の早期発見や適切な治療に役立てられています。
当院で行っている治療内容

一般内科では、風邪やインフルエンザなどの感染症に対する抗菌薬や解熱鎮痛剤の投与、高血圧・糖尿病・脂質異常症など生活習慣病に対する薬物療法と生活指導を行います。さらに、胃炎や胃潰瘍の治療、喘息や慢性閉塞性肺疾患(COPD)の管理、心不全や不整脈の初期治療、慢性腎臓病の経過観察など多岐にわたり、必要に応じて専門医へ紹介しながら患者さまの全身の健康維持を支えます。

発熱外来のご案内
発熱のある方は、安心して受診いただけるよう発熱外来で対応しております。ご利用の際は、事前にお電話でのご予約をお願いいたします。スタッフは皆さまの不安を和らげられるよう、丁寧で迅速な対応を心がけています。体調が優れない時でも安心して受診いただける環境づくりに努めていますので、どうぞお気軽にご相談ください。


